| HOME | MENU |
![]() |
発 行 発 行 日 発行責任者 編集責任者 点 字 版 |
えひめ視聴覚障害者と友に歩む会 平成 10年10月10日 高橋 信行 清水利恵子 河野 貞之 |
|
1.「友に会」第一回交流会を実施 2.もうろう者とのコミュニケーションセミナー第一回 3.花はな子のバンド情報!第二回 4.ぶたぴょん先生の "波動はどう?"第二回 5.「友に会」ネット上の本音トークを公開!! 6.会員募集! 7.緊急告示!!「友に会」用pppサーバー |
| 1.交流会の報告 |
|
|
1998年7月11日、松山市道後の「友輪荘」で「えひめ視聴覚障害者と友に歩む会」の第一回交流会が開催されました。 参加者は下記の通りです。 |
| 全体数45名 |
もうろう者7名 視覚障害者8名 |
聴覚障害者4名 それ以外の方26名 |
|
|
交流会では、もうろう者の自己紹介やこれからの「友に会」のあり方などについて話し合われました。 会の後は楽しく宴会が行われ、親睦を深めることが出来ました。参加された皆様ありがとうございました。そして残念ながら今回参加できなかった皆さんもまだまだこれから交流会を開きますので、是非参加してください。お待ちしています。 |
| なお、この交流会については イベント記録のコーナーにも掲載しております。ぜひごらんください。 |
|
これから数回にわたって、もうろう者とコミュニケーションをとる方法を紹介していきたいと思います。 第1回目は「墨字を利用したコミュニケーション手段」です。 墨字というのは点字に対して「一般に使われている文字」を指します。 (ア)「要約筆記」 要約筆記とは、墨字を紙などに書くことによる筆談です。墨字が読める程度に視力が残存しているもうろう者に対して、黒マジック等を用いて紙に書いていく方法です。この際どの程度の太さ、大きさで文字を書くかはもうろう者の視力の状態によります。大きければよいと言うものでもありません。長所は文字を書ける人なら誰でも、筆談が可能であると言うこと、欠点は、手話などに比べると伝達スピードが格段に遅くなってしまうことです。 (イ)「手書き文字」 もうろう者の手のひらに文字(ひらがな、はカタカナ、時には漢字)を、指でなぞるように書く方法です。盲ろう者の手のひらに盲ろう者の右手の人差し指を持って書く、盲ろう者の右手の指を持ってテーブル等に書くというようなやり方もあります。点字や手話が使用できない状況で使われることが多いようです。また中途もうろう者の多くがこの手段を使っているとも言われます。長所は墨字さえ知っていれば誰でも出来ると言うことです。短所は読み取るのにかなり集中力が要求され、情報の伝達スピードもかなり遅いことです。 |
|
3.花 はな子のバンド速報!! 第ニ回 司令!!秘密練習場に乗り込め! @ |
|
こんにちは、花はな子です。 バンド結成宣言があって、はや数カ月。コンサートに向けて「toMourou」は日夜練習に励んでいるようです。「もうろうの木」編集長の指令を受けて、私はな子が、松山市内某所の秘密練習場所に忍び込んできました。ドアを開けると・・・おお、このメロディ!ドロンズのヒッチハイク旅行でお馴染みの「君だけのTOMORROW」だ!イントロのギターソロを弾くのは、この会の代表、T氏。ノリまくってうれしそう〜。もう一人のギター担当・バンド経験はじめてのSさんは、めきめきと上達。すっかりバンドマンが板についている。 16ビートにのって曲が進む。と、「ストップ!」の声。「なんかリズムが重いよ。」とリーダー。どうも、ドラムのOさんが練習直前に演歌を聞いていて、「演歌調・君だけのTOMORROW」となってたようだ。これではあかんっ。そこで、リーダーはtoMourouメンバーに演歌禁止令を出したのである・・・ 某メンバー談「toMourouは年齢や職業、障害の有無などを越えた、単に音楽好きな"人間"が集まったバンドですよ。みんな、とても楽しんで練習しています。」 こんな調子で、楽しいながらも真剣に音楽に取り組む「toMourou」。きっと、コンサートではカッコイイ音楽を聞かせてくれることでしょう。皆さん、お楽しみに! |
|
4.ぶたぴょん先生の 波動はどう? 第二回 |
![]() |
|
波動はどう?」の第ニ回目です。今回は、友に会のホームページのお話です。 現在、会員の約半数が、インターネットを利用して、おしゃべりをしたり、情報交換をしています。会員の皆さんは、普段忙しかったり、また、遠方に住んでおられる方もいますので、なかなか直接会ってお話できません。インターネットでの情報交換は、そういう点では便利です。 インターネットに興味があるけど、どうしたらいいのか分からないという人のために、「パソコンボランティア」もはじめています。(興味のある方は、ご連絡ください!) また、「私はコンピュータ苦手だ」という人のために、「友に会FAXサービス」も、はじめようと思っています。自宅にFAXを持っておられる方は、インターネット(電子メール)での会話の一部を、FAXでお送りします。また、ご意見がありましたら、FAXでご連絡いたければ、会員の皆さんに、そのご意見をお伝えします。 また、「会員でないがインターネットを利用しておられる」方は、是非、我々のホームページにアクセスしてみてください。現在工事中のページもありますが、会の目的・盲聾者って何?・会の活動・情報交換など、友に会について、あなたが知りたいいろんな事が載っています(のはす!)。また、このページには、会員紹介のページがありますが、このページだけは、パスワードが必要になっています。会員のみに、そのパスワードを発行しています。会員になられたら、会員同士、より深い交流を持っていただけると思います。 |
| 私にはこんな夢があるのに、この病気のために、この障害のために、それを諦めなければならない…。」これは、病気や障害を持つ人の多くが、一度は通過する問題でしょう。「友に会」でも先日、この問題が持ち上がり、会員たちが熱く、語り合いました。その一部をご紹介いたします。 |
| A. 最近よく思うことがあります。 例えば、ある職業につきたいと思っている人がいます。でもその人には生まれつき何かの障害や病気があって、そのためその職業に就くための資格が取れなかったとします。 もしかしたらその人の天職だったかもしれないのに。不採用と判断されたのは、その障害や病気のため、万が一のことを考えると 、その職業に就かすわけにはいかない、という理由で。これはあくまで例ですが、人が、自分の力ではどうしようもないことで差別される(差別は時には思いやりであったりするけれど。)ことって多いですよね。でも、万が一、と言われるたびに彼等はどんどんとやれることが制限されていきます。こういうことは 諦めるのが当然と思わなければならないのでしょうか? |
| B. 資格取得条件や応募条件を満たしていなければ仕方ないでしょうね。でも、条件自体に問題があると感じれば、それを修正させるための努力は必要かも知れません。夢を持つのは良いことです。夢がないと生きていても面白くないです。健常者であっても、みんなが希望する仕事に就いて、満足のいく生活をしているわけではありませんし。まずは、生活の基盤をしっかり作ることが大切だと思います。生活に余裕があって夢を見続ける力があれば、そうすればいいと思います。でも、資格とか職業とか世の中にはたくさんあります。もっと、その人に相応しい仕事があるのに、そのことに気がついていないだけかもしれません。 |
| C. 資格・就業の条件となると、おのずと制約が加わるのは仕方ないことですねよ。目が見えないのに、外科医になってもらっては困りますし、耳が聞こえないのに、同時通訳者になってもらっても困りますよね。ただ、資格や条件全てが正当だとは思いません。 ケース バイ ケースじゃないでしょうか。 このテーマは障害者に限る問題でもないように思えます。一般の場合でも、「僕は、歌手になるんだ!」と夢を持つと周りは、 「出来ることに目を向けるべきだ」と言いそうですよね。その、質に違いはありますが、それぞれの環境で、夢や出来ることは違ってきますし、もちろん、障害があるからあきらめないといけない夢もあって当然だし・・・・。ただ、障害が不当なところで利用されると困りますよね。ちょっと前に、別のMLで「視覚障害者が教師になれるか?」ということが、話されていました。ここで、視覚障害者が出来ないことを上げるときりがありません。生徒の表情は見られない、黒板に板書は出来ない、カンニングを見抜くこともできない・・・・・。ただ出来ないことの多くは、周りの手助けで解決することが以外に多かったりするわけです。そこで、障害者を雇うところがあるとしますと、雇う側は障害者が他の職員と同じように仕事が出来る環境を整備する義務があると思うのです。障害者が就職して、そういうところでの整備不良からやめざるを得ない状況に追い込まれることは多いのではないでしょうか?夢を実現して就職しても、職場の整備不良が原因でやめるのでは後味悪いですよね。結局そうやって辞めてしまうと、「あー、あの人は目が見えなかったからねー」 などというふうに、障害がねたになっちゃうんですよね。たぶん。この不況で、障害者のリストラが増えていると聞きますし。障害者を雇う以上は、雇う側にもそれなりの義務があることを強調したいです。 |
| D. 私は 若い頃の夢を 視覚障害を言い訳に あきらめました。 網膜色素変性症と診断されたのは、20代半ば。結婚前です。 学生時代に、中・高校の教員免許をとり、卒業後に小学校と幼稚園教諭の資格を通信教育で取りました。その後、何年か臨時の代員教諭をしていました。何回か採用試験も受けたのですがいつも「色診」でひっかかり、落ち続けました。その後、保母資格を取り、しばらくは 保母もしていました。子供ができたのを機に家庭に入ったのですが、近所の子供を集めて この資格がぜんぶ活かせるようなことをしていた時期もあります。でも、視野が狭くなり視力が落ち、痴呆症の義父に手がかかるようになり これもやめました。 最近TVで、全国で初めて、普通学校の教員に全盲の方が採用されたのを知りました。ティームティーチングという方法で、授業をされていました。目は見えないけど、それを補う努力と他の感覚、そしてティームを組んでいる先生、生徒の協力で、素晴らしい授業をされていました。 私は、自分にとって教師が天職だとは 思っていませんが、それでも、採用試験にチャレンジするのをやめたのは、視力障害のせいではなく、しんどいことから逃げてしまったのだと思います。障害を理由に。そのTV番組をみて、やれるところまで 頑張ってみたら良かったなと 少し後悔しました。 仕事って何なんでしょう? やっぱりとりあえずは 食べるため?夢と仕事が一致してる人って どのぐらいいるんでしょうか?でも、ある程度 生活が安定していないと、考え方にもゆとりがでない気がします。私も何か 仕事がしてみたい。でも、交通の便が悪いこのあたりでは、外に仕事に出ようと思うと、車の運転ができないと いろい制限が出てきます。だから、私はインターネットに はまったのです。でも 世の中そんなに甘くはないですね。あ…もしかして逃げの姿勢に入っている? |
| A. Dさん、もしかして昔(?)を思い出して辛い思いをされているならばごめんなさい。他の人も嫌な思いをされていたらごめんなさい。ぶしつけな質問というのはわかっていましたが、どうしても聞きたくなったのです。 私たちは今長年の夢を現実にするために頑張っている最中であったり、夢を見つけて進もうとしている年代です。そんな中いろんな壁にぶつかる人も多いです。 先日クラスの知り合いが持病で発作を起こし、階段から転落しました。肩等を負傷し全治1、2ヶ月と聞きました。彼女は保母になりたかったのですが、病気で無理だったそうです。この事故で、万が一、、、、ということの重さを改めて知りやりきれなくなりました。 (私にも特殊な病気があり、大学受験の時差別を受けました。)最近こんな現実の中でふいに質問がしたくなったのです、、、。 |
| D. 私も 質問を受けるのは良いのですが、自分から投げかけるのは ちょっと迷います。投げかけても 沈黙しか帰ってこないと、すごく不安になります。気を悪くされた方がいるんじゃないだろうかと・・・でも 自分はと、振り返って考えてみると、共感をおぼえたり、逆に え?って思ったりしても、すぐには 反応できないことが多いです。(メーリングリストでは特に) |
| E. これはあくまでも私の考えなのですが、諦めざるを得ないことがあっても仕方のないことがあると思います。決してそれは全部が全部というわけではありませんが、、、。 私の場合、生まれつきの障害ではありませんが、心身共にバランスを崩してしまい諦めなければならないことが今までに、たくさんありました。そのとき私は『どうして私だけが、、。』と、いつも思い、泣いてばかりいたことがあります。しかし、それでもチャレンジだけはしました。でも、結果として残ったのは満足感ではなく、敗北感だけでした。 夢をもつというのは、とても重要なことだと思います。希望をもって行動していくことも、大切だと思います。私は始めに、諦めざるを得ないことがある、と書きましたが全部ではないです。全部諦めていたら、生きていく楽しみがなくなるからです。だから、ぎりぎりのところまで頑張っていくのがいいんじゃないでしょうか? これは ほんとうに、難しい問題ですね。 |
| 正解と言える答えは、出てきませんでしたね。そうです、病気も障害も生活環境も本人の夢も、みんな人それぞれなのです。どの道が正しいかなんて言い切ることはできません。挑戦するのも、諦めるのも、他の生き方を見つけるのも、みんな、本人次第。それを責める資格も、責められる必要もありません。大切なのは、自分が後悔しないこと、で ないでしょうか…? |
|
「友に会」では、常時、新会員を募集しております。ご連絡は下記まで。 〒791−8016 松山市久万の台594−5 高橋信行 TEL&FAX 089−926−0282 電子メール nobusan@dokidoki.ne.jp 「友に会」ホームページ http://www.deafblind.netplan.co.jp/ |
| 先日、プロバイダ「四国インターネット」様より、1年間の約束で、「友に会」のための無料アカウントをいただくことができました。電子メールサーバは、会員である上田さんの「ネットプラン松山」に設置させていただいておりますので、会員は、電話代のみで電子メールの利用が可能になりました。 このアカウントは、主に障害者と、会の活動に積極的に参加していただいている方(とくに学生)に利用していただこうと考えております。 希望者は、村田または高橋まで、ご連絡ください。 |
|
村田健史さん、高橋信行さん、佐藤時男・慶子さん、喜安也さん 以上の方々から『友に会』に寄付を頂いております。 ありがとうごさいました。 |